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アイシャドーを作る際、毒性がほぼない防菌・防腐薬を少量使う事と頻繁に作り変える事とどちらが安全でしょうか? |
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一般的に化粧品メーカーでは、粉末関係の化粧品を製造する場合、製造工程においてエチレンオキサイド(EO)ガス等にて滅菌処理をしています。
この為、商品は出荷の段階では、雑菌がほぼ混入していない状況になっています。
ところが手作りコスメの場合、製作工程で環境も含め雑菌が混入する恐れがかなり高いと思われます。
また、粉末化粧品の場合、雑菌が混入し、増殖しても殆ど外観上の変化が解かりません。
万が一、特定菌(大腸菌郡、サルモネラ、ブドウ球菌、緑膿菌等)が繁殖しているのが解からずに使用した場合、大きなトラブルが発生する懸念があります。
目の回りに使用する化粧品の場合、頻繁に作りかえるより防腐剤を使用することをお勧め致します。 |
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弱い防腐効果のある【1,3ブチレンブリコール(保湿剤)】を使用するのも1つの方法です。
なお、粉末や結晶性の防腐剤を使用する場合は、溶剤(アルコール、水等)にて希釈してから使用し、混合する際に乳鉢などでよく磨り潰してください。
全く防腐剤を使用しない場合は、残念ながら使用期限等を明示することは出来ません。
また、粉末化粧品は、水分を含んだ化粧品より、わずかな防腐剤の使用で効果が期待できます。 |
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